会社の外でも稼ぐ。収入源を増やす具体的な5ステップ 本の内容まとめ

少々昔の本ですが『サラリーマンのための「会社の外」で稼ぐ術 複数収入獲得マニュアル (朝日新書)』柴田英寿著を読みました。

 

これはサラリーマンが本業に加え、いわゆる副業でも収入を得るためには、という本ですが、本業がある方はもちろん、主婦の在宅ワークや、子育て中の方のお小遣い稼ぎ、定年後のお金の稼ぎ方にも繋がる本です。

会社で稼ぐ以外に、「会社の外」で複数の収入を獲得する方法が書いてあります。

 

ということで、書き留めたい概要を備忘録的に記録します。2010年発行の本なので、情報は当時のものです。

 

柴田英寿さんとは

柴田さんは2010年当時、日立製作所の会社員、家族持ち。主宰する朝食会の参加者は延べ5000人。著書12冊。年収は2000万円以上。

 

その10年前は「32歳、会社員、家族持ち、年収500万円」。

前も頑張っていたが、今のようにうまくいかなかった

以前は年間数百冊本を読み、留学を決意してからはひたすら英語の勉強。それだけで給料のほとんどがなくなるほどお金を注ぎ込んだが、全然きっかけが掴めなかった

 

独立して事業を始めたいので毎週末事業計画を書いていたがうまくいかない。どんなに本を読んでもきっかけは来ない。

過去を振り返ると、中途半端なことが多いように思えて「自分の人生はこの程度なのか・・・」とよく思った。野球部を途中でやめ、演劇も続かなかった。会社では馴染めない。

しかし人がやりたがらないことをやったことが飛躍のきっかけに。具体的には留学先の大学の日本人同窓会を始めた、会社で出す本のまとめ役をした。

それらが運を開いてくれ、本を出版、講演の依頼も来るように。

 

これが、柴田さんの複数収入のモデルです。

 

“中途半端なことが多く、自分の人生はこの程度”が共感を生み、読者に希望を与えてくれます。

 

複数収入を獲得するには? 具体的な5ステップ

これからの社会では、自分で会社を興して大きく稼ぐ「大きな成功」は難しい。

一方でITの進展でネットを使った個人ビジネス、「小さな成功」は格段に手に入れやすい。しかも「小さな成功」は元手がかからない

 

では実現するには?

①まずは給料を確保

少ないとしても確保。ただし「勤務時間が長くない」ことにはこだわるように。将来に向けてのステップアップを準備する時間の確保ができなくなるから。

②ネットビジネスをスタート

資金も少なくてOK、手軽。

しかし自分しか知らない内容を広く知ってもらうためにネットを使うべきで、稼ぐためのネットビジネスは勧めない。自分の専門を生かして人の役に立てれば、やりがいがあり継続できる。

一番お金がかからないのは、アフィリエイト

 

専門がない場合は?→専門分野は作る。

株式投資で配当を得る

 ネットビジネスは元手はほとんどかからないが、反面大きな収入にはなりにくい。なので少額でも稼いだ分は、使わないで再投資

株式は、キャピタルゲインではなく、確実な利回りが得られるインカムゲインを狙う

自分の好きな会社の株式を買うのがオススメ。儲かる儲からないよりも、得意な分野、自分が極めたい分野の会社に投資してみること。

 

 

④寄稿、出版、講演を展開する

急にハードルが高くなるように感じるかも。

頼まれてやることだから、自分の思いでできるものではない分、難しくなる。

 

一般的には出版社に原稿を送ったり、講師紹介業者に登録することから始めるが、

ここは②のネットビジネスと密接な関係がある。

柴田さんの場合は、MBAのHPを見て出版社から連絡があったことから寄稿が始まった。ただしHPからだけでなくきっかけはいくつもあった。

 

⑤不動産投資や事業投資をする

うまくやれば他の投資より長期的な利回りが格段にいい。

 

 

会社の外で稼ぐ基本戦略

勝てるところで戦う

競合相手がいない、もしくは誰も見向きもしない分野を狙う。そしてそれが自分の好きな分野であれば続けられるので勝てる可能性が高まる。

 

しかし、競合がいない分野を探すのは難しい。探すには苦労するだろうが、強化する分野を決めたら、手を広げ過ぎずに得意分野を作っていく

自分にとって「これだ」と思える分野でHPを作り、そのHPでアフィリエイトを行い、お金が貯まればその分野で株を買う

いずれにせよ、「これで行こう」と決めるのが戦略の第一歩。誰もやっていなければ最上。そうでなくても日々時間を使っていることであれば必ず勝機がある。

 

 

勝つ力を貯める 

勝負する分野が決まったら価値を生む「中身」を自分の中に作らなければならない。

得意分野、好きなことは、例えば

・ずっとやっていても飽きず、疲れない

・自分の生活の一部になっていること

 

そして自分にしか語れない「何か」を見つける。まず最初のトレーニングはその分野の本を読む。

どんな本がその分野にあるかチェック。そしてネット上でも関連記事を読む。

「この分野を極めるために読む」と思って読む。目的を持って読まないと、頭に残らないから。そして読んだことをまとめる。

伝えることに注力

稼げる人と稼げない人の決定的な分かれ目は、外に向かって伝えられるかどうか。何かに詳しい人はもちろんいる。しかし「詳しい」と「儲かる」には大きな隔たりがある。

 

また、「自分が何かに詳しいと伝えること」と「自分はすごいと自慢すること」の区別を多くの人はついていない。

 

知ってることをいくら書き連ねても、誰も読もうと思わない。むしろ「自分はここがわからなくて苦労した。もっといい方法はないですか」と問いかける。するとネットを介してたくさんの人が親切に教えてくれる。こうするだけでインタラクティブなものになり、見てくれる人が増える。

そしてもう一歩踏み込む。「この方に教えてもらった、ありがとう」と同じブログで紹介する。

これが商売の極意。伝えなくては自分の良さは伝わらない。しかし自分の話ばかりだと

相手は気持ちよくない。だから、相手に引き出してもらいつつ自分を伝えていく。

「私は知ってる」は学者の作法。「教えてください」こそが商人の作法。

 

上記②〜⑤全てに共通する大事なことは、コミュニケーション。皆を競争相手と思うのではなく、仲間と捉える。

 

継続する

ここまできたら、あとは実行するだけ。

詳しい分野を決めてHPを作り、お金が貯まったら株を買い、余裕ができてくれば不動産などを買っていく。

大事なのは続けること。続けることはとても難しい。だから続けられる人はとても少ない。続けられれば必ず勝てる、と信じ続けて。

 

上手に稼ぐには

いざHPを作ってみても、なかなか見てくれる人が増えないのが現実。だからと言ってやめてしまえばそれまで。一人で準備していると「なんでこんなことしてるんだろ」と思えてくるが、そこでやめてしまえば、それで終わり。

将来、お金の悩みから解放されるためにはやるしかない。

そして苦しい時期があっても、そこでめげていたらお金なんて稼げない。

 

また、何かをやってほしいと誰かにお願いすれば多くは断られる。それが普通。そこで諦めればそこで終わり。

入試や試験のようにどうしようもないものもあるが、世の中のほとんどのことは断られても可能性がある。

  

会社の外で本当に稼ぎたければ躊躇せず明日から始めよう

あとは実践するのみ。来週から、来月からなど言わず、明日から始めよう。

一歩一歩着実に進んで行けば、必ず皆さんの目の前に道が開けてくる。

 

まとめ

著者の柴田さんは、会社に勤めながら出版や講演などで収入を複数から得ている。

どうすれば複数得れるの?

 

①会社から給料を確保 

 

②ネットビジネスをスタート

一番お金がかからないのが「アフィリエイト」。競合相手がいない分野、それが好きな分野であれば稼げる可能性が高まる。なぜなら、好きであれば継続できるから。HPを作ろう。そして伝えよう。アフィリエイトをやろう。

好き、もしくは得意な分野とは、例えば⑴ずっとやっていても飽きない、疲れない

⑵生活の一部になっている こと。

勝負する分野が決まったなら、自分にしか語れないものを見つけ、深堀りしていく。具体的には本や、記事を読む。

いざHPを作っても、なかなか見てくれる人は増えないが、継続する。やめてしまえばそこで終わり。お金の悩みから解放されたいのであれば、苦しくても、継続。

 

株式投資をする

②のネットビジネスで稼いだお金は使わずに再投資。キャピタルゲインではなくインカムゲインを狙う。

 

④出版、講演を展開する

 

⑤不動産、事業投資をする

 

現実的にふつうの人でも始められるのは?

①〜③は、 ふつうの人でもできますね。②〜③はパソコン、ネット環境さえあれば今すぐアクションできることです。そしてめげずに淡々と継続する。

うまくいけば、④で出版などに行き着く。

 

ちなみに柴田さんの場合はMBAに関するHPを1996年に立ち上げたため、競合がほぼ存在しなかったそう。いわゆる先行者利得ですね。

なのでネットの世界も成熟している今、何の分野にするかは本当に知恵を絞らなければなりません。

 

⑤の不動産に関しては、この本の中で実際に「会社外」で稼いでいる人の実例があり、不動産投資で稼いでいる例も出てくるのですが、やはり不動産投資は

「土地だけを見てはいけない。仲介、リフォーム、管理などすべて人間が絡む。そのため本当にパートナーが大事。チームで物件に投資するイメージが大切」。

おいそれとすぐには手が出せないですね。きちんとした情報を掴む必要があるし、知識・人脈がモノを言いますし、勇気も必要。

 

すぐにふつうの人間ができる行動は「稼げるコンテンツを、時間をかけて育てる」ということになりますね。

パソコンとインターネット環境があるならば、今すぐやってみる。 

走りながら、考える。

 

 

  

おしまい