「24時間いつでも電話対応」は消費者にとってもはやマイナスだと思う

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先日とある講演会に行きました。

 

まず目当てのAさんの講演会。そして次に講演会主催の会社による、会社の商品の紹介。

 

こんな流れだったんですね。

 

 

目当ての講演会が終わり、自分としてはまったく興味のない商品の紹介が始まりました。

 

情熱を持って商品を紹介してくれたのですが、こちらとしては興味がないから、熱い気持ちで聞けないわけです。とても客観的な気持ちで席に座っていました。

 

そして情熱とともに「サポートも万全だ」という話が耳に入ってきました。

 

 

続けてこんな話をしていました。

「担当者が20〜21時で退社したときには、かわりのスタッフが来る。そのため人がいないときがない。24時間いつでも電話で対応できるので、いつでも安心して電話で相談してくれ」

 

 

24時間会社にヒトがいちゃうのかよ!! の声で体がいっぱいになりましたが、

 

24時間対応できることが売りであるし、また彼は消費者にとってよかれと思って、伝えてくれてるんですね。24時間対応はよいサービスであるという思いがあるから。

 

 

だけどどうだろう。私はミレニアル世代です。

「会社への帰属意識が低い」「残業は基本的にしたくない(仕事終わったら上司がまだ働いていようと帰る)」「会社の飲み会断りがち」といった働き方の特徴を言われることがありますが、ミレニアル世代のサンプルかよってくらい、恥ずかしくなるほどにバッチリこの特徴に当てはまります。

 

 だからなのか「残業が多すぎると健康的な心身でいられない」「残業しすぎはいい仕事ができない」「忙しすぎはクサクサして体も心も損なわれがち」「会社に滅私奉公って、アンタそんな会社が一生面倒見てくれるわけないんだから大丈夫? 会社は会社、あんたはあんたよ?」

といった働き方に対する考え方が根底に流れているわけですよ。 

 

一方、商品を紹介している会社の役員さんは50代前半といったところでしょうか。以前の上司が同じくらいで価値観の違いをよく諭されていたのでわかるのですが、人によるものの、まあなかなかの考え方のズレがある場合が多いと思います。

 

 

以上の前提もあり自分にとっては「24時間電話でいつでも相談してね!」の売り文句はプラスに働くどころか、むしろマイナス。

 

そんな恐ろしい労働条件で働いている社員からいい商品が買えるわけない。

個人の自由度が低い会社からはいい商品の発想が出るはずがない。

判断力が落ちてるはず。忙しすぎて知らず知らずのうちに恨みに似た感情が蓄積されて善意が抜け落ちてるのでは。

そもそもそんな前時代体質の会社の商品、っていうのが将来性なさそうで不安をあおるよね。

 

 

という気持ちでいっぱいになったわけですよ。商品内容ほとんど聞いてないけど・・。

 

スタートアップだったり、社長だったりすればそういう働き方は理解できなくもないのですが、老舗の会社で、イチ社員の働き方なんですよ。

 

いやいや、自分も忙しいから9時〜21時は問い合わせできないから、24時間対応してもらわないと困るから、助かってるよー

 

という意見もありますよね。

わかります。私も新卒で入った会社が忙しかったうえに、時間などものすごく管理されていたので「ちょっと外出て15分電話や私用を」ができない状況だったので休日や夜に対応してくれないと困ることってありますよね。

 

でも、そもそも平日お昼以外に15分も自由な時間が取れない状況って、そんな働き方どやねん。って話ですよ。会社っていうかそんな社会ってどやねん、って。

 

ちなみに転職した会社も忙しかったけど、個人主義でガチガチに管理されなくて精神的に自由でいられたので、同じ「忙しい」でもストレス度合いがまったく違いました。

 

 

あれ? 話を戻しますと。

 

でもコレ、働き方改革も叫ばれている昨今、上記のミレニアル世代の前提がなくとも「24時間対応って、あんた、やばいやん・・・」

とマイナスに思う人ってけっこう多いと思うんですね。

 

みなさんはどうでしょう? プラスには取れなくないですか?

 

おそらく少し前の時代には24時間サービスって人によっては当然、もしくはありがたいものだったのでしょう。

 

でももやはそれは昔の話。うれしいどころか、今はもうマイナスポイントになります。

 

 

 

しかしながら、この会社にとっては未だ100%善意のサービスなんですよね、24時間対応というのが。

だから24時間対応しなくても大丈夫な社会になれば、24時間対応しなくていいわけですから、もっとぬるっとした社会になればいいんですね。

 

もう食べ物も十分すぎるほどあるんだし、みんなが健康で文化的な生活を送れるような

労働時刻、労働時間、働く中にも時間的・精神的な自由がある働き方ができる社会がベースになるといいです。

 

それでクリアになる問題ってたくさんあると思う。再配達問題とか。家庭の諍いとか。めっちゃ急いでる人が人突き飛ばしたりとか。知らない人への暴言とか。満員電車とか。とかとか。

 

全体的にぬるっとするといいなあ。

 

 

追伸:後日講演会主催のこちらの会社から、商品営業の電話がきました。が、電話営業ってどやねん、って話ですよ。違う手打ったほうが、売れますよねえ?きっと。

 

 

おしまい 

 

 

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