私たちは「電通戦略十訓」の渦中にいたのか

 

稲垣えみ子著『寂しい生活』にて「電通戦略十訓」というものが書かれていました。少なからず心に動きが出たので、紹介します。

 

 

もっと使わせろ

捨てさせろ

無駄使いさせろ

季節を忘れさせろ

贈り物をさせろ

組み合わせで買わせろ

きっかけを投じろ

流行遅れにさせろ

気安く買わせろ

混乱をつくり出せ

 

 

これが作られたのは1970年代とのこと。今はもう使われていないとも聞きますが、どうなんでしょう、教えて電通のエラい人。

 

きっと知らない間に、今まではこの戦略の上に作られた波に社会全体が乗らされていたのかもしれないですよね。

 

ただ、現在この十訓を見ると時代錯誤に思える箇所も出てきています。大前研一さんのいう低欲望社会じゃないですが、 特に現在の若年層は自分も含め、物欲はあまりないです。加えて世の中が「丁寧に暮らす」方向性にシフトしていますからね。

 

特に最初の4つは、本当に時代錯誤、時代遅れになってくれる日がはよ来てくれるとのんきに過ごせるからいいなと思う。

 

勇気を持って下り坂をそろそろと下る、という選択肢を選ぶことは、優しくて文化的で、ゆったりした社会を作る一助になるんではなかろうか。

 

厳しい社会はいやだよぉ〜

 

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寂しい生活

寂しい生活

 
低欲望社会: 「大志なき時代」の新・国富論 (小学館新書) (小学館新書 お 7-2)

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下り坂をそろそろと下る (講談社現代新書)

下り坂をそろそろと下る (講談社現代新書)

 

 

 

おしまい