大人と子どものはざま

高校2年の頃の話を先日記事にした。

 

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これは「準チョコレートって、うんこらしいよ」という情報をクラスメイトから得て、信じた話だ。

 

高校2年といえば、もう大人だと思う。

法律が変わるとはいえ、現在17歳は結婚してもいい年であるし、子どもも育てる能力があると思う。思考も大人に近いし、学力だってなんなら成人よりあるかもしれない。

 

だけどこんな突拍子もない噂を信じた。

 

今だったら絶対に信じない。

今もなかなか自分は白けた人間だと思うが、高2の頃も割と白けていたと思う。

女子校だったのだが、共学よりも女子校育ちのは白けている、もしくは白けるのが早い気がする。

 

白けていた割に、これだ。

準チョコレートはうんこ。信じた。

 

 

 

話はさらに遡り、小学5年の頃の話。

 

小5の女子といえば、結構大人っぽいと思う。小5女子はあまり子どもっぽくない。子どもか大人かと問われれば、ネオ大人寄りではないだろうか。

 

言動も、思考も、話すことも、悩むことも、学校生活での立ち振る舞いも、小3と比べたら全くと言っていいほど違う。

 

さて、そんな頃親戚とディズニーランドに行った。小2の男の子のいとこも一緒だ。

 

熊のショーを見られる劇場があった。

そこでいとこは案内のお姉さんに尋ねる。「くま? 本当のくまが見れるの? 歌ったり、踊ったりするの?」

 

そんなわけないじゃん。本物の熊なわけないでしょ。

 

このくらいの子でも本物だと思うのか、と思いつつ、そこは子どもであるいとこに夢を持たせておこうと自分の心の声は胸にしまったまま。

 

ところがどうだろう。案内のお姉さんが言うのだ。

「そうよ、本物のくまちゃんが、歌ったり、踊ったりして、楽しいわよ!!」

「やったー!! 楽しみ楽しみー!!」

 

・・・・・!!

本物なのか・・・!!!

 

 

 そう、お姉さんの言葉で、信じたのだ。

 

そしてショーが始まった。

 

チャーンチャーンチャチャチャーンチャーンチャーン!!

ラリーホーラリラリラリホー クマは魚を捕りにけり〜〜!!

※歌全然覚えていないので空想の歌詞です

 

確かに数体の熊が、歌ったり踊ったりしていた。

しかし明らかにそれは本物ではなく、でっかいぬいぐるみ。

 

なんだ、本物じゃなくてやっぱりニセモノか。

 

小2のいとこは、本物だと思ったままだった。

 

本物なわけない、と思っていながら、お姉さんに「本物よ」と言われたら信じる。だけど見たら見たでニセモノだとはわかる程度には大人だった。

 

話は変わり、同じく小5当時、トラのかわいいぬいぐるみを持っていた。祖母がくれたもので、大変気に入っていた。

 

さてこの当時「姫ちゃんのリボン」という漫画を読んでいた。

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この漫画の中に、主人公の姫ちゃんの相方みたいな感じでポコ太というぬいぐるみが出てくる。姫ちゃんが昔から持っていたぬいぐるみで、ある日突然動命が宿り、喋ったり、動いたりする。

 

ポコ太はライオンだかトラだか猫だか忘れたが、まあネコ科っぽい動物だ。

確か漫画の中でも「なんだこのネコ?」だか何だか忘れてしまったがこんな感じで言われて「ライオンだい」といった風によくいじられて怒っていたポコ太を記憶しているが、結局時を経て、私も彼が何の動物だったかすっかり忘却の彼方である。

 

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左にくっついている黄色いのがポコ太

 

この漫画を読んでいたから、

もしかしたらもしかしたら、万が一、私のぬいぐるみも命が宿るかも・・・!

 

と一縷の望みを自分のぬいぐるみに託し、名前もつけた。同じ名前にした。ポコ太だ。

 

そして姫ちゃんは確か日常的にポコ太に語りかけていた。じゃあ、ということで自分もたまに話しかけるようにした。家族に見られないように。

 

しかし、私のポコ太は喋る気配も動く気配もなく、ずっとぬいぐるみのまま。

 

なんだ、やっぱりぬいぐるみが動いたりすることってないんだ。漫画だもんな。

 

そう思って、もうぬいぐるみに期待をするのをやめた。ぬいぐるみはぬいぐるみのままだった。

 

 

 

小5や高2じゃこんなこと信じないだろうなあと思うことも、今振り返れば結構信じてた。

ただそれだけの話だけど、割と信じるんだな。今は信じないのにな。と思う。

  

 

 

おしまい

 

 

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