花粉症の治療法「舌下免疫療法」を8ヶ月やってみた30代男性の話【インタビュー】

花粉症に悩む親戚が、スギ花粉症の治療法「舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)」を行なっているので、インタビューしました。

 

その前に、舌下免疫療法の概要を。

 

 簡単に説明しますと

 

・花粉のエキスをわざと体内に取り入れて、体を慣らし、体質を改善していく方法

・1日1回、舌の上にたらす

・液剤タイプ、錠剤タイプがある

・自宅でできる

・花粉が飛んでいる時期には実施できない。開始時期の目安は6〜11月。

・副作用として、2割程度に口の中がかゆくなったりの症状が出る場合があるが、軽症で一時的なことが多い。

 

 お次にインタビューした親戚男性のプロフィールはこちら。

・31歳男性

・花粉症歴:約15年

・どの花粉?:スギ、ヒノキ

・治療開始時期:昨年8月から。現在8〜9ヶ月目。

 

どうでもいいかもですが、便宜上、ですます調でインタビューをお届けします。

 

 治療をスタートしてから迎えた花粉の季節は、だいぶラクに

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ー15年も花粉症だったわけですが、なぜ今治療しようと思い立ったのですか?

 

ここ数年で舌下免疫療法のことを知りました。

スギ花粉による症状がひどくて・・・

 

ー具体的にはどんな症状が?

 

目がゴロゴロ、目がかゆい、鼻が出る、喉が痛い。喉が腫れてる感じです。

年々重症化して、重症化した状態をキープしてます。

 

それでもう外に出れない、家にいないともうダメなくらいで。

 

外に出ると涙は止まらないし、寝た後にもかゆくて目をこすってそれで起きちゃったり、生活に明らかに支障が出ていたので。

 

集中力も落ちるので、仕事にも影響は出ていたと思います。

 

そんなとき舌下免疫療法のことを知って、治る可能性があるのだったら、結果がどうであろうとやるだけやってみたいと思って始めました。

 

ー病院はどうやって探しました?

 

近所の町医者(耳鼻科)に「舌下免疫療法をしたい」と申し出て、その後近くの大学病院を紹介してもらいました。

 

調べたところ、舌下免疫療法はどこの病院でも行なっているわけではありません。

なのでまずは近くのお医者さんに行って、紹介状をもらうのがいいのかなと。

 

ーどんな診察を?

 

紹介された大学病院に行くと、まずは採血。

 

誰でも治療を受けられるわけじゃないので、まず受けられる体質かどうかを調べます。

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(出典:花粉症治療のギモンを解消! | NHK健康チャンネル

 

そして1〜2週間後には結果が出るので、再び病院に。

 

僕は治療OKだったので、その場で舌下免疫療法をやってもらいました。

最初は薄いものから処方されるんです。体を徐々に慣らしていって段階的にどんどん濃いエキスにしていきます。

 

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 彼の場合は、液剤を使用。

液剤の場合、1日1回舌の裏に液剤をたらし、2分間そのままにしたあと飲み込む。2〜3年毎日続けると、根治効果があるといわれている。

 

ー通院の頻度は?

 

2ヶ月に1回通ってます。薬の処方と、経過観察のためです。

 


ー費用はどのくらいかかりますか?

 

薬代として、1ヶ月2〜3千円。

 

ーお薬の味は? 苦いですか?

 

甘いです。

 

−え。

 

花粉って、甘いんじゃないんですかね。

 

ー効果はいかほどですか?

 

僕はスギのほか、ヒノキも花粉症を持ってます。

 

舌下免疫療法はスギ花粉に対しての治療なのでもちろんヒノキには効かないのですが、

確実に効果を感じています。

 

だから1ヶ月2〜3千円の費用も症状が改善されたこともあって、安い方だと思いましたね。

 

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薬。思ってたんと違った

 ー具体的に、どんな風に改善されたと感じますか?

 

今までは花粉が飛び始めの3月になると症状が出てたんですね。

 

去年の8月から治療をスタートしたのですが、はじめて迎えた3月の時点、周囲の人々が花粉症の症状が出始めた時点で「あれ、自分は症状がまだ出てないな」と。

 

このままいけるかと思いましたが、その後花粉症の症状が出てきました。

 

が、目のかゆみ、ゴロゴロ、鼻水、喉が痛いなどなどの症状が明らかに軽減されていたので本当にラクになりましたよ。

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薬の裏側。これで1回分

 

ーそういえば以前は花粉避けのゴーグルのようなメガネをしてましたけど、今日はふつうのメガネですね。

 

ええ、「今日はヤバそうだな」って日は怖いので念のため花粉用のメガネをして外出してますけどね。

 

 毎日やるのは、めんどくさくない。改善できる希望があるから

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同じような写真ばかりですが、微妙に違うので比べてみてください

 ー液剤を毎日舌の裏にたらすんですよね。自宅でできる治療なのはメリットだと思いますが、毎日ってめんどくさくないですか。

 

いや、まったくめんどくさくないですよ。

毎日行う手間よりも、治したいって気持ちが上回っています。

 

それにそもそもめんどくさいものではないかと。ハードルはないですね。

痛くもないし、舌の裏にたらすだけですから。

 

ー液剤をたらしたら、飲まずに2分間そのままにしておく。その後飲み込むわけですが、その2分、めんどくさくないでしょうか? 

 

ちなみに飲み込んだあとは、10分ほど飲み食い禁止。飲み込んだ直後は1〜2時間運動はしちゃいけません。

 

だけどそれ以外のことはできますから・・・

 

10分ちょっとなんて、すぐですよ。

 

僕は朝イチでやってますけど、本当にすぐです。

 

朝起きて、冷蔵庫のすぐ取れる場所に入れてあるんで、すぐに舌の裏にたらします。

そのあとは朝食の準備で野菜とか用意したりしてる間に10分なんてたってますから、ストレスはまったくないです。

 

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ー習慣化するのは難しくはなかったですか?

 

問題なかったですね。やはり苦しみから逃れたい思いが強いですから。

 

半年後、1年後によりよくなる可能性があるなら、続けたいと思いますし実際続けられます。

 

全員に効果が出る治療ではないですけど、その可能性にかけたいと思ってました。

 

去年まではお花見に行くと、次の日本当にひどいことになっていましたからね・・・(遠い目)。

 

 

 

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最近では、白色ワセリンを鼻の下に塗っておくと花粉症の症状が軽減する、という報告結果も。

 

また舌下免疫療法は、日本では最近聞くようになりましたがじつは100年以上前から行われている治療法です。

 

 

 

おしまい

 

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